なんてことない、人生

ひとりの人間のなんてことないまいにち

とある休日

 

ブログをはじめたきっかけは分からない。

 

ただ色んな感情たちが口から出ようとはせず

体内で騒がしくしているので

ちょっと場所を借りたといったところ。

 

そう、身近に話し相手がいないもので

ただ一人の人間が毎日のなんてことないことを

少しばかりブログといった形で

ここに綴ってみようと思う。

 

 

土曜日は休日にあたり

今日はずっと家に引きこもった。

ちゃんと目的はあった。

購入してからしばらく本棚に閉まってあった

あの世間を騒がせ続けている

あの本を読むために。

 

タイトルをみて度肝を抜かれた人は

どのくらいたくさんいたのだろう。

そう「君の膵臓をたべたい」だ。

 

住野よるさんの本は2作目を先に読んでいて

とても気に入ったこともあり

インパクトがあるタイトルのデビュー作を

読まなければと2か月ほど前に購入していた。

買って満足するというのは少しあったけど

訳ありで休みの日は何にもしたくないという

脱力感に勝てず、ここ最近の休日は

とても時間を無駄にしていた。

 

そして珍しく休日なのに早起きした今日

ようやく放置してしまっていた

その本を読むことができた。

 
 
 
断固として人前では泣かないと決めていて
当然自宅なので誰かがいるわけでもないけど
その本の終盤に入ったところで
じわじわと眼鏡の奥の瞳から
こみ上げてくるものがあった。
そしてそれは大粒になって
瞳から流れ落ちると同時に
すんすんと鼻をもすするほどに泣いた。
 
たまに映画を観て泣くことはあったが
本を読んでこれまで涙が出たことは
今までにあまりなかった。
年齢のせいか涙もろくなったものだと思った。
いや、そんなことではなく
本当に素晴らしい作品で
もっと早くに読んでおくべきだったと
仕方がなくも後悔してしまった。
 
読み終わったあと悲しい気持ちもあったけど
泣いたこともあってかすっきりし
清々しさを感じた。
 
 
趣味は読書だ。と
言っていいのかはわからないけど
高校生になり成人したしばらくは
文芸書や小説を読まなかった。
漫画とか雑誌は別として(笑)
しかし小中学生の頃は本が好きで
図書委員をしたこともあった。
あの頃はたくさん本を読んだな。
そうしてまた本を読む楽しさを
教えてくれたあの人には
ほんの少しだけ感謝する。少しだけ。
 
 
 
今日は未読だった本を読むことができて
とてもいい気分で一日を終えられた。
そしてこういった感想だったり
日々心の中で思うことを頭の中に巡らせては
なんだかもやもやとなにかが住みついている
みたいな感覚が嫌になり
このブログにたどり着いた。
 
 
なんてことない毎日、
人生を気の向くままに。
思ったのことを思ったままに。
感じたことを感じたままに。
 
 
明日も休日なので久しぶりにお洒落して
外へ出かけようと思う。
 
読む本がなくなったから
新しい本との出会いを探しに。